京都環境ナノクラスター

-文部科学省地域イノベーション戦略支援プログラム グローバル型(第Ⅱ期)-

 エネルギー・資源等の21世紀の地球環境課題に対応する「環境ナノ部材」の研究開発を行い、京都およびけいはんな地域に高機能部材産業を集積させることにより、世界トップレベルの環境ナノによるクラスター形成をめざしています。                                                                             <①省電力の開発> あらゆる電気・電子機器、照明機器の電力利用効率を大幅に向上しうる革新的デバイスを研究開発し、これを事業化する。エレクトロニクス分野においては、次世代半導体材料シリコンカーバイド(SiC)のナノレベル界面制御による超低損失SiCパワーエレクトロニクス回路および実装技術を確立する。フォトニクス分野では、窒化物半導体ナノ構造体における多色光現象を応用した超高効率白色発光ダイオードの開発と、ナノ周期構造材料であるフォトニック結晶による究極の光波制御による高効率発光・受光デバイスの実現を目指しています。                                                          <②新燃料生産用触媒技術の開発> 燃料電池、リチウムイオン電池、バイオディーゼル燃料合成プロセスなどの新エネルギー・環境技術の高性能化と早期実用化にむけて、微粒子プロセシング技術開発、高機能微粒子創製、および微粒子利用プロセス開発など微粒子基盤技術の開発に取り組んでいます。                                                         <③高機能金属材料の創成> 参画機関が有する材料中のナノ組織制御・評価技術を活かし、(1)電子機器として大量に使われ、かつ益々微細化していく基板配線に着目したナノ金属インク、金属箔、金属ナノ粒子コンポジット膜による実装技術の開発、(2)マグネシウム合金を用いた自動車部材用軽量高強度構造材料の開発、(3)今後ますます需要が高まっていく高効率モーターなどへの応用を視野に入れた高性能酸化物磁石構造設計技術の開発を実施し、高付加価値製品及び環境負荷低減・省エネ・CO2削減に寄与することを目指しています。                                                                <④生活環境浄化技術の開発> 生活環境における水・大気環境保全に焦点を絞り、(1)大気、水環境浄化用高性能触媒反応器システム、触媒担体の厳密なナノ構造制御とナノ粒子担持制御法による低温・高SVにおける高活性な触媒及び浄化剤の開発 (2)殺菌、水の浄化、PCB等難分解性分子の光触媒分解応用などに必要不可欠な高出力型のAlGaN深紫外発光LEDの開発 (3)ナノ構造メカニズムを用いたオンサイト・リアルタイム型の生活環境計測・分析技術を開発しています。                                <⑤環境センサの開発>  地球温暖化・環境汚染に対し環境改善に向け、高機能・高性能センサ・デバイス・材料の開発を中心して「省エネ、健康、快適、安全、安心」の向上に貢献することを目指しています。
(1)「見えないものを見えるようにする」光センサの技術を飛躍的に拡大・向上するとともに、高熱伝導性の半導体基板と新しい水素発生技術を開発します。
・光の波長領域別の特徴を活かした光センサ機能を担う「キーデバイス・モジュール」の開発
・SOI(Silicon on Insulator)基板の開発
・無機触媒を利用し水から水素を発生する技術の開発
(2)高機能・高性能レーザ加工技術を向上し、高機能・高性能デバイスの構築と加工品質向上および加工時間の飛躍的短縮に貢献します。

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